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country

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店内を見て頭を傾げる方もいらっしゃいます。要は「よくわからん」と。
それはそれで良いと思っています。無理にこういう世界を好きにさせるつもりもなく、
押し付けがましく売るつもりも全くもって無いので。
 ただ、この国にもこういう世界に魅了されている人々が居るわけでして・・・。
映画、本、旅行、服、食、など様々な文化的要素をもったモノに強く興味を持ち、そして目にし、影響を受けてきた人々は特に興味をお持ちになられます。
その人たちの目は、いわゆる「素人」の目ではなくむしろ「目利き」だと思っています。ただ、そこには「骨董」とか「アート」等といった感覚ではなく、「アメリカそのもの」を感じて、アーリーアメリカンの世界に目を向けて頂けます。ここはいわゆる作られた「可愛い」アメリカカントリーの世界ではなく、「本物」のカントリー文化。それを象徴するモノしかない店です。
 買い付けに行き、そこで目にしたり感じた事をそのまま表現するだけ。そこに自分なりの価値観や感覚を通して、独自の個性として御覧頂いています。日本人受けするようにいじるわけでもなく、ありのまま。アメリカの田舎の匂いをそのままこの場で出していきたい、と。
 「これがアメリカ?」という顔をされる方もいらっしゃいますが、それがアメリカなのです。家具やモノが大量生産された時代ではなく、もっと前の時代のものですが。
 流行や人気に左右されない、独特の存在感と価値がそこにはあります。自分自身も、決して流行としてこういうモノを売っているわけではない。市場が大きいとか小さいとかではなく、この店はこういう店なのだ、と。この店の市場が存在すればそれで良いのではないか、と。
 特段派手なことをやるような店ではないですし、日々淡々と波の音を聞きながら足を運んでいただける方々と時間を忘れて話しをする。決して洒落てもいないですし、可愛くもない。作業途中?のような店内と人間。ラフなスタイルで然るべき人にきちんと伝えられればそれでいい、と。
by earlybirdantique | 2006-11-21 00:36 | HELLO!